2009/11/15 エバレット-米シアトル郊外
ボーイングの最新鋭貨物機、747-8が完成し、報道陣に公開された。747-8は747の最新鋭機で、747-400を主翼の前後で計 5.7 メートル胴体を延長して収容力を増大させている。エンジンは747-8と同様のGENxを採用、低燃費、騒音減退など環境性能にも優れ、既存の747-400よりも30%以上低コストで運航が可能。ローンチカスタマー(最初の発注者)のCargolux(ルクセンブルク),NCA(日本貨物航空-2010年3月にJALと統合予定)を初め、大韓航空、EmiratesCargo,等に順次納入されてゆく。今回の機材はルクセンブルグの航空貨物大手Cargoluxに納入される。Cargoluxは金沢の小松空港に就航しているので、日本に来る日も近いかもしれない。
2009年11月アーカイブ
LCCを手がけると確かにコストは下がりますが、品質も下がるんです。
我々は、安全で定時性が高く、サービスもいい航空会社でありたい。
LCCの発想ですと、品質が崩れてしまう気がするんです。
-日本航空 西松遥社長 2008年12月のインタビューで
ANAが2010年の新ブランドInspiration of Japanを発表した。
来年2/20にニューヨーク線に就航する新造機B777-300より
順次Inspiration of Japan仕様のサービスを展開してゆく。
http://www.ana.co.jp/int/svc/jp/new_brand_2010/
主なサービスとしては
・世界でも最もゆとりのあるシート
・個々の要望に合わせた機内食
・大きく、インタラクティブなTVモニター
・モニターで飲食物がオーダー可能
・温水便座
と言ったところで、日本らしく、高品質なサービスが並ぶ。
ANAはここ数年、世界でも有数のサービスを誇る
シンガポール航空(SQ)を文字通りひっくり返そうという
QSタスクフォースという組織があり、
必死にサービスの向上を図っていた。
今回のInspiration of Japanで、後ろ姿ぐらいは見えてきただろうか。
ベトナム航空、関空/ハノイ線に就航へ-JLの運休を補完
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=42876
ベトナム航空(VN)はJALが運航し、VNがコードシェアしていた関空/ハノイ線が
休止されることを受けて、
結局需要があれば、どこか誰かが補完するのだ。
需要がないのは、その都市にポテンシャルがなく、
経済情勢が悪いのかもしれない。
離島路線等、ミニマムアクセスとしての航路は維持されるべきだが。
関空/ハノイがそうであるとは思えない。
台北や香港を経由してもいける。
ただしコードシェアは継続するとはいえ、日本の航空会社の路線が減るのは、
日本から世界へ向けた座席の供給量が減ることにはなる。
LCCを手がけると確かにコストは下がりますが、品質も下がるんです。
我々は、安全で定時性が高く、サービスもいい航空会社でありたい。
LCCの発想ですと、品質が崩れてしまう気がするんです。
-日本航空 西松遥社長 2008年12月のインタビューで
デルタ航空とヴァージン・ブルー、豪州が共同事業を認可
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=42857
スカイチームアライアンスの中核会社であるデルタと、
オーストラリアのLCC(格安航空会社)であるヴァージン・ブルーというのは
少し前だったら考えられない組み合わせだ。
-フルライン航空会社
機内食、ラウンジ、アルコールなどフルサービス、マイレージで顧客を囲い込み
ビジネス客重視、貨物と併営でトータルコストで運営
-LCC
簡素なサービス、価格遡及で顧客を囲い込み、
貨物は行わずシンプルな運航
ということで水と油だった既存のフルライン航空会社とLCC。
しかしLCCの台頭でフルライン航空会社とも、直接ぶつかるようになってきた。
例えばスカンジナビア航空(SAS)は、EU域内での格安航空会社の台頭により、
EU域内線に限っては、LCC並みの価格の航空券を自社のWebSiteで販売し対抗している。
あのJALでも、ケアンズ、ゴールドコースト等のリゾート路線を
JetStar-カンタス航空の子会社のLCCとコードシェアしている。
フルライン航空会社、LCCという住み分けは、しばらく残るだろうが、
垣根は限りなくファジーになってゆくことだろう。
今回の提携でデルタとヴァージンブルーは
アメリカ-オーストラリア線の共同運航を行うことになる。
オセアニアマーケットは、
ワンワールドのカンタス航空が子会社のLCC-JetStarを含めトップシェアで、
スターアライアンスのニュージーランド航空が続き、
LCCのヴァージンブルーが続く。
デルタの属するスカイチームにとっては空白地帯であり、
マーケットの開拓が課題になっていたことは想像に難くない。
しかし組む相手が他にいなかったとはいえ、
フルライン×LCCという提携がうまくゆくかは、今後の航空の世界を占う上で試金石になるだろう。
沈まぬ太陽を見てきた。実にいい映画だ。
長年のJALの労働問題が、日航機墜落事故を契機に
真っ逆さまに墜ちてゆく情景を克明に描いている。
組織の人間なら、人事の非常さ、不甲斐なさ、だらしなさ、
そして、あたかも神の見えざる手のような、理解できない判断を
大なれ小なれ、経験してこととはあると思う。
別に僕が今まで在籍した組織の人事を悪く言うつもりはない。
現場に足を運ぶ事もそんなにない人事が、
100%最適化した人事などできるはずがないのだ。
現場に足を運んでいたら、人事の仕事が滞ってしまう。
しかし、ここまで人事で嫌がらせをされた人間もなかなかいないのではないか。
自分の子供にまで「サセン」と言われる主人公、恩地元。
そして、人事から「会社に形だけでも良いから忠誠を示せ」と言われても
いつまでも頑なに拒む、恩地の姿は、
サラリーマンであれば、自分の姿と重ね合わせてしまうのではないか。

